もったいない日々

大事にして

女の体が壊れていく?

出産、それは女の喜び。産むまでは知らなかった・・・こんなに体にガタがくるなんて。

 

2014年6月に第一子を出産し、現在子育て真っ最中です。子を授かり、会える日をそれはそれは待ちわびて幸せいっぱいに過ごしていた数か月間。一世一代の大仕事を終え、幸せの余韻に浸っている暇もなくやってきたもの・・・。

 

まず一つ目。それは「会陰切開の傷の痛み」経験されている方、本当に多いと思います。切開するときはいいんです、麻酔もするし、陣痛の痛みでわけがわからなくなっていますものね。

 

縫うときも痛いですが、体に吸収される溶ける糸を使っているので抜糸は行いませんということでした。すぐに痛みもなくなりますからねと言われ、過ごしてみるも全く痛みがひかないのです。

 

座っても痛い。歩いても痛い。もう何をしても痛いんです!寝ていても痛い・・・。
痛くてどうしようもないと主治医に訴えると、それじゃあ抜糸をしましょうということになったのでやってもらいましたが、これがまた痛いのなんのって。
抜糸後は何をしても痛いということはありませんでしたが、今でも用を足すときにちょこっとしみたり、性交痛があったりするので完全には戻らないのかもしれませんね。

そして二つ目。「尾てい骨の痛みと恥骨の痛み」夜もしっかり眠れないくらいでした。

 

これもきっと経験されている方大勢いらっしゃるのではないでしょうか?産後は骨盤がガタガタにゆがみやすくなると聞いていたので、骨盤ベルトをしっかり締めて、産褥体操もそれなりにこなしていたのにもかかわらず、私は産後の骨盤付近の痛みに悩まされてしまいました。

 

くしゃみをすると恥骨がズキンと痛むのです。恥骨だけではなく、子宮のあたりも痛かったのを記憶しています。産後4か月くらいまでは続いていたので、産婦人科へ相談することにしました。

 

言われたのは「まだ出産後で体がもとに戻っていないからだろうね。もう少し様子をみてみましょう」でした。そんなことはわかっているのだけれど、なんだか納得できずにいました。

 

さすがに歩くときに尾てい骨が痛くなってしまうのは怖くて、出産を経験した友人にも相談をしたところ、「整体へ行って、骨盤のゆがみを治してもらったらよくなるんじゃないの?」とアドバイスをもらいました。あれだけ骨盤ケアを頑張ったのに、骨盤ゆがんでるなんてそんなはずはないだろうと思っていたのですが、ここは友人の強い勧めもあって整体へ行くことにしました。

 

すると、本当に不思議なことに骨盤周りがあれだけ痛かったはずなのに、歩くのも楽になったり、骨盤周りで悩んでいたことが吹っ飛んでいってしまいました。たった1時間なのに、こんなに違うのかと感動を覚えた程です。もっと早く施術してもらっていればよかったです。


最後に3つ目。
「肌荒れ」もうこれは本当に一番切ないです。
出産後、なんだか肌の色が悪いような気がする・・・。
そして、新生児のお世話がはじまり、朝も昼も夜もない生活に。3時間おきの授乳ですから、当然寝不足になってしまいますよね。
暑い時期だったので、私の顔にはたくさんの吹き出物が現れてしまい、数か月はよくなることはありませんでした。
子どものことに手一杯になってしまい、自分の美容にかける時間はほぼ皆無でした。ホルモンの影響もあってか肌はガサガサと荒れてしまい、本当にひどい顔をしていたと思います。某芸能人は「妊娠、出産は女の体が壊れていく」と言っていたのを思いだし、悲しくも本当にその通りだなぁと思ったのでした。